鼠穴

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    関東CREWの熱望に応えて

    早くも鼠穴独鳴第二幕決定

    あのグッチャグチャの刹那

    またシェアしようぜ

    勿論、東海CREWもな

    前回よりも沢山曲演りたい

    毎年やってる年末ワンマンをそのまま調布に持って行きたいな

    兎に角さ

    うかうかして見逃がすなよ!

    チケット予約は下記まで

    strongstyle052@yahoo.co.jp

    TAGUCHI

    笑う

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      人生は常にクソッタレだ

      そのクソッタレを

      笑い飛ばす度量を備えれば

      それでいいだけだ





      TAGUCHI

      職員室

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        明け方の浅い眠りの中で見た夢

        一面灰色の職員室で正座させられてる俺

        何も悪いことしてないのに

        目の前で踏ん反り返って座ってるそいつは

        嬉しそうに電話でまくし立ててる

        憎悪に満ち溢れてる眼

        受話器の向こうで涙ながらに詫びているのは俺の母親なんだろう

        俺みたいなロクでも無い息子を不運にもこの世に産み落としたが故に

        糞忌々しいこんな野郎に詫びざるを得ない母親に深謝しようか

        その瞬間けたたましいアラーム音で悪夢に幕が降ろされる

        歯ブラシを咥えて鏡を覗く俺

        殺意しか無い

        そして今日も殺意を助手席に車のエンジンをかける

        TAGUCHI

        あと2週間

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          どえらい事になる

          リュウタは順調に進んでたリハビリで下手こいて

          予定してた退院が白紙に

          ここだけの話

          当日は病院から拉致する計画

          かくいう俺はと言えば

          完全に光りの見えない長い長いトンネルの中

          あいも変わらず掠れた声と膝の悲鳴

          でもネガティブな話しはここまでだ

          ステージに上がってしまえば

          俺もリュウタもROCKに憑依され

          ただただ唯一無二の空間を作るに違いなく

          その自信だけは何故かある



          さぁ あと2週間

          みすみす見逃すか?

          目撃者になるか?

          アンタはどっちだ

          TAGUCHI

          ココロ

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            良いモノはちゃんと認める柔軟さと

            嫌なモノは絶対嫌だと押し通せる頑なさ

            忘れずにいたい



            TAGUCHI

            15日

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              今年5回目の月命日

              長楽寺へ





              猫が気持ち良さそうに眠ってた

              長楽寺へ訪れる度に感じるオレンジ色の光り


              今日もそうだった


              TAGUCHI

              あのさー

              0
                頑張るとか

                そんなこたぁ 聞いてねーよ

                俺はさ

                やるのか?って聞いてんの

                え?

                そーか

                なら頑張れよ



                TAGUCHI

                「死ぬ」という表現

                0
                  そんなに悪いことだろうか

                  死にものぐるいで乗りきった

                  お前の為だったら例え死んでも構わない

                  ヒトは間違いなく

                  この世に産まれ落ちて以来

                  死に向かって生きてる

                  生きている限りいずれ死ぬ

                  どう生きるかは どう死ぬかってことなんだ

                  永遠じゃないからこそ

                  今をどう生きるかだ

                  俺はいつだって崖っぷちスレスレを

                  死ぬまで全速力で走る


                  TAGUCHI

                  クソッタレの金曜日

                  0


                    医者で2時間過ごす

                    もう行かないでおこうかとも思ってる

                    寿命

                    寿命として受け入れる事が出来れば

                    医者も薬も要らない

                    TAGUCHI

                    BOYS AGAIN 11

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                      俺達の前を凄まじい形相で通り過ぎたイルカの母親は押入れの襖を壊れんばかりに叩き開けた。

                      トタン屋根を激しくビートする雨音

                      その屋根の下では怯えて凝固する中学生3人

                      目の前の中年女性に今から俺達は何をされるのだろうか。
                      一体何がいけなかったのだろうか。 もう二度と家族に逢うことさえ出来ないのだろうか。
                      雨音と鼓動が刻む8ビート
                      そんな俺達を気にすることもなく一心不乱に押入れの中を掻き漁る色白でショートヘアの筋肉質な中年女性

                      あぁ、この押入れから何が現るのだろうか。
                      斧か鉈か、はたまた日本刀か
                      父上、母上
                      短い間でしたけどこれまで育てていただきありがとうございました。

                      腹を括ったその時
                      イルカの母親の手が止まった。

                      12話に続く。。。


                      TAGUCHI

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